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プロより集客する清宮 清原は一年目大活躍 不器用な松井は慣れるまで時間がかかった

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昨日もホームランを、それも場外へ放った清宮。

一昨日の泳がされながらのライナーホームランとうってかわって完璧に弾き返した。

だが、話題になっているホームランの数だが大きな意味を持たないと記したのが昨日。

話題性を提供するだけのものであり、多くの人の関心を買うため以外ない。

多くのホームランを打った実績があることからホームランを打つ能力があることは証明されるが、

これによりどんなピッチャーでも打てると言うわけではない。

だから大物高校生がプロで活躍できない例は多い。

高卒の選手は青田買いの部分が多く、いわば賭けで指名する。

 

清原は一年目から活躍したが、不器用な松井は慣れるまで時間がかかった。

筒香も20本のホームランを打ったのは5年目だった。

中田は、まだ超一流の打者になりきれない。

藤王、大久保、元木、山之内、内之倉、萩原といった超高校級打者も

そのふれこみほどプロでは活躍していない。鈴木健もか。

大田も長年くすぶっており、岡本もまだ芽が出ない。

超高校級打者のふれこみではなかったものの全国区で有名だった山田は、うまくいった。

坂本も出世した。

超高校級でも全国区でもなかったイチローは、最高の買い物。

 

ピッチャーは、高卒1年目から活躍することがある。

ピッチャーは自分主体でプレーができるため、その球威やキレ、持ち球をプロの目で見れば

活躍できると判断しやすいが、バッターは、高校生のピッチャーからいくら打とうと

プロに入れば、

レベルの全く違うピッチャーの球に対応しなければいけないという受け身のプレーであるため、

入ってみたらついて行けないということが起こり得るのだ。

プロのスカウトもそこまでは判断しきれない。

 

しかも、相手のピッチャーは、高校時代は超一流であった選手ばかりで

その選手が年数を経て、実力を上げている。全員がそんなピッチャーしか出てこない。

 

高校生の2番手、3番手や地方予選のはじめの頃にあたるピッチャー、公立高校のピッチャーという

名門高校の強肩野手や控えピッチャーより劣るピッチャーもわんさか登場する高校時代とは

比べ物にならない。

 

対応するには時間がかかるし、色彩豊かなプロのピッチャーを毎日、毎打席相手にしなきゃいけなく、

結果を出すには高校時代の実績がそのまま通じるというわけにはいかないわけだ。

 

大学生や社会人は、レベルがプロに準じるので

そこで活躍している選手は、プロでもいけると判断しやすい。しかも体もできている。

 

これが、高校通算ホームラン数に価値がない理由だ。

さらに・・・

 

明日へ。

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