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フライの声掛け 内野フライ編Ⅲ

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今週取り上げている“内野フライ”

ピッチャーフライが上がった場合、ピッチャーは捕らないという意思表示をして

そこから逃げるように避けてゆく理由は、内野手の方がフライを捕ることがうまいというのが

理由の一つだった。

 

もう一つの理由が、ピッチャーには打者に投ずることに集中してもらうということだ。

 

昨日、記したようにピッチャーは、守ることは専門外ということと通ずるが、

より打者へ良い投球ができることに集中してもらうためにフライは、お前の仕事でないと決めておく。

 

ピッチャーは、渾身の一球を投じて、フライに打ち取れば、自分の成功を手にしたことになるので

その瞬間ホッとすることが多い。一瞬ホッとした後に上を見上げたら「あっ俺捕れる」と思っても

すぐに次に行こうとする気が起きない。または、次への一歩が遅れる。そして、集中力をもって

打球に向かうということが、内野手よりできにくい。

 

このピッチャーフライを誰が捕るかということで

マウンド付近では一塁手、その他のエリアは右側が二塁手、左側が遊撃手、

二塁手と遊撃手では遊撃手という細かい約束事も存在し、

マウンドより前の打球にはキャッチャーも登場する。

 

ここでキャッチャーがフライを追う場合にも約束事がある。

それは、キャッチャーだけが、

ピッチャーを含む他の野手と違う向きでプレーしていることで生じる約束事だ。

次回へ。

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