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ゲームの展開がホームランを生む。
打線の巡り、点差、ピッチャーの疲れ、この場面ではこの球を投げるしかない、
打たれてもいいと投げる場面、など。
「スラムダンク」で、唯我独尊の流川は、沢北に1対1の勝負を挑んだ。
抜きにくることしか頭にない流川に対する沢北は楽だった。ことごとく阻止した。
その後、流川はパスを選択するようになる。
すると、プレーに幅が出て、相手は何をしてくるかと迷うことになる。
すると、一瞬の対応が遅れる。
安西先生の
「2本のパスは布石」「あれで沢北君の頭にパスもあると入った」「一つに絞れないから考える」「ディフェンスは考える」
そして
「今度は抜ける」
昨日記した清原と桑田の企画も5打席用意されていた最初の方は、
桑田は力のある真っ直ぐ、カーブ、スライダーを駆使した。
緩急、コントロールをつけられては、ヒットは打てるかもしれないが、ホームランは無理だ。
この場合、流川が桑田で沢北が清原ということになる。
バリエーションのある攻め方をする桑田に、いろいろ考えてしまう清原という図式。
狙って打つ、絞って打つ、ゲームの展開で来る球の確率が変わる。
ホームランを打つためには打つべき球を打つのだ。
ボール球はホームランに出来ない。甘い球をミスショットなく、捉えてこそホームランが生まれる。
バッティングはタイミングがすべてだ。
打てるコースに(ストライクコース)球が来てこそ、打者は力を加えることが出来、弾き返すことが出来る。
何時何分、地球が何回周ったとき、ここへ球が通過するとわかっていれば目をつむっても打てるのだ。
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