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ボール2個外れていてもとってくれる高校野球 判定についての総括Ⅲ

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水曜連載とした判定についての総括3回目。

 

ストライクゾーンが広いアマチュア野球。

その中でも高校野球は、これを卒業すればプロの世界へ飛び込む者も多い。

ここで一気にストライクゾーンが変わってしまう。

バッターにとっては極端に楽になり、ピッチャーにとっては、とても苦労となる。

 

外のボール1個あるいは2個外れていてもとってくれる高校野球では、

そこだけで勝負していればいいということになる。

外へのボール以外は見せ球、釣り球であり、勝負はいつも外。

それもストライクと言ってくれるボール球だ。

わかっていても打てる球でないから。

 

打者はストライクを打ってこそヒットになる。

高校生の打者が外のボール球をストライクと言われて「えっ」と一瞬打席で立ち尽くす、固まる場面が

ひと試合の中でも何度も目にする。

 

打者からしたら「あそこがストライクか」となり、

同じコースへ同じ軌道の球で、さらに外へ逃げていく変化球を投げられると

追い込まれていれば、その外のボール球を振ってしまう。振らざるを得なくなってしまう。

キャッチャーも飛びついて捕るような球をだ。

 

真ん中に来れば打たれるであろう棒球でも外にしっかりコントロールされていれば、

打たれない可能性が大きくあるのだ。

 

はっきり言って観てる方もあきらめている部分が多くある。

これだけ長年続いてきたので、もう幅を持たせた審判の判定については織り込み済みという風潮がある。

球場では、「えっ?」という瞬間が数多くあり、どよめく瞬間が何度もある。

今日はどっちのチームが判定不利かなと、実際の勝負にその数を併せ本当の強さを測ったりするほどだ。

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