毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

プロは指をくわえて見ているだけ 日本球界の仕組みのいびつさ

www.facebook.com

https://twitter.com/yakyucolumn

高校野球という割と誰でも取り組みやすい環境で本気の野球をやり、燃焼しようと思えば

2年数か月の限られた期間で結果を出そうと考える。

そのため、その間に体をでかくするという発想になるのは当然だ。

ただし、体をでかくするのは横へではなく、縦へを目指したい。

 

縦、つまり身長を伸ばす活動をしながら伸びていることを実感し、自然と体重を増やしていく。

横、つまり体重を伸ばすことに比重を置くと身長の伸びを欠く。

体重は成人してからでも増加させることは可能だが、

身長を伸ばすことは成長期にしか見込めない。

 

高校野球でとどまらず、その先を目指す高校生にとっては、特に体重増の食トレはマイナス面がある。

体重増により強い球を投げられ、遠くへ強い打球を打つことができるため、これを有効と考えがち。

 

太ることは筋トレでもなり得る。これにより、縦への成長がとどまる。

多く食べ、重いバーベルを上げることで体重と筋力を大きくする。

今の食トレはイコール、体重増と筋肉増に目が向いている感がある。

 

これを繰り返すと体の成長が高校生時点で終わってしまうのだ。

縦への成長。

体重増は本当にやめてほしい。とプロ側が言っているのは日本の野球界の仕組みのいびつさによる。

 

高校野球はそこで結果を求める仕組み。高校野球の監督は高校野球で勝つことで評価され、

学校は高校野球で勝つことで名声を得る。

この指導者の考えのもと、精神が成熟していない高校生はそれを教育と受け止め邁進してしまう。

今を一生懸命やることこそ正義と。

 

ところが、いびつによる思考では選手の可能性をつぶしていた。

やめてほしいという高校野球の取り組み、体重増には

人材を吸い上げるだけのプロは指をくわえて見ているだけ。

www.facebook.com

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP