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痛ッ 叫び声をあげた大谷 左ピッチャーには苦労する

投げられない今は、バッターとして起用せざるを得ないが、

この危険性はずっとつきまとう。

本来、打てば打つほど内角を攻められ、ぶつけられる。

大打者はデッドボールが多いものだ。

 

しかも、右投げ左打ちの大谷は右腕に当たる。

投げて、打っての兼任はやってはいけないが、投げられない今は、あれだけの打棒を

使わずに放っておくことはできない。

それで右腕をつぶされたらそれはもう仕方ないとあきらめるしかない。

それがいやなら、一切打席に立たず、投げるトレーニングに専心することだ。

ただ、今は、エルボーガードやリストガードやリストバンドでほとんど当たっても

選手生命にかかわるようなケガには至らない。

 

日本では各球団が宝にケガさせちゃいけないと遠慮して、

シーズンで最高2個しかぶつけられていない。

 

今回、右手に受けたのは左ピッチャーからだった。

右ピッチャーの球は見やすいので避けられる。

まして、スイングを掛けて行って右手に受けてしまうということは、右ピッチャーに

対してはまず、ない。

 

野球で右ピッチャーには左バッター、左ピッチャーには右バッターがいいとされるのは

この見やすさからだ。見やすさから、打ちやすくなるわけだ。

逆にピッチャーは左バッターには左を、右バッターには右をあてる。

それは、見にくいので打ちにくいからだ。

 

右ピッチャーに対して左バッターは正面に近い形でボールを見ることができる。

つまり、両目で捉えるに近い形になるわけだ。

これが、左ピッチャーに対して左バッターは背中のから来るに近くなってしまい、

ボールを見るには首を多く捻らなければいけない。片目で捉えるに近くなる。

そうすると、自然、体の開きは早くなりがちで、打つか打たないかの判断を早く

しなければいけなくなる。

 

大谷は手に当たるような球を振っていることからも投球を早めに判断しており、

しっかり投球を判断していないことを証明している。

また、大谷は22本のホームランを打った昨シーズンも左ピッチャーからは2本だ。

 

今回のように、見にくい角度から勢いのある球は体の近くまで球種はわからず、

振りに行かないと間に合わないから手が動く。

その後にシュートして内側に来て、うわっと思っても、手を引っ込めるに

間に合わない、ということになる。

左ピッチャーには苦労し続ける。

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