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競技場の大きさに決まりがない野球というスポーツのおかしさ

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昨日は、競技場の大きさに決まりがない野球というスポーツのおかしさに触れ、

距離の規則が定まっていないというのなら、なくてもよいということにもなりそうだと、

記した。

2019-7-22 ホームランはフェンスがあるからそのための技術があればい

 

利用できる土地に制限があるという事情を考慮して、球場の大きさが異なってしまうから、

ホームランとなる距離に規定を設けていないという理由があるかもしれない。

 

フェンスを設けてどこかで区切らないと、そんなに場所を確保できないし、

客席をつくることもできない。

 

それから、どこまでも外野フリーとしていたら、外野が深く守りがちになって、

前に落ちるヒットが多くなり、競技として面白さを考えた場合、今の形の方がよい

という判断になったのかもしれない。

それならフィールドプレーヤーの数を増やせばいいとも言えるが、そこは

9人を尊重したのかもしれない。

 

深く守らないような仕組みにして、競技性を持たせた場合、

100メートル以上も飛ぶような打球は、どうせ後ろに行ったら

打者はホームまで還ってくるだろうから、いっそフェンスを設けてそれを越えたら

その時点でホームイン、1点としたのかもしれない。

 

このホームランというルール、フェンスが設けられているということにより

野球選手が目指す技術が決まってくる。

それを越えるだけの打ち方をする技術だ。

言い方を換えると、フェンスの向こうに落とす技術だ。

 

弧を描くホームランを打つホームランバッターは、バットにボールを乗せ

運ぶ感覚で打球を飛ばす。

思い切り力を入れ、弾き返して、遠くへ飛ばそうとするわけではない。

100メートル先へ打球を運ぶための打ち方を身に着けるためにはどんな練習、

鍛錬が必要かを考え、何も150メートルの打球を打つ必要がない。

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