野球は球場によって大きさが違うという他のあらゆる競技にはあり得ないルールとなっている。
球場の大きさはその本拠地チームで大きくも小さくもしていい。
そしてインプレーがあるファールグラウンドも大きさが全て違う。
競技場の大きさに決まりがないというのは他のどのスポーツを見ても例がない。
マウンドも球場によって全て違う。
高さ、傾斜、土が全ての球場で違うので、ピッチャーは球場によって球が変わってくる。
踏み込みがいいマウンドだ、とか固い土だと下半身が生かせない、とかピッチャーの得手不得手がある。
低くてなだらかなマウンドは総じてピッチャーは嫌がる。
他も競技も球場の質で得手不得手があるが、条件は一緒だ。
代表なのはテニスでの土のコートと芝生のコート。
得手不得手でパフォーマンスに大きな差が出る。
得手不得手はどの競技にもあるので公平不公平にはあたらない。
その球場に合うことも能力の1つだからだ。
野球も攻撃と守備がそれぞれあるから条件は一緒で、チーム対チーム、ピッチャー対ピッチャーで見れば、
公平不公平はない。
ただ、ピッチャーと打者ということで見れば、それぞれが全く違うことをするから条件が一緒とはいいづらい。
ピッチャーはマウンドを高くしてほしいと言うものの、打者は低くしてくれと言うだろう。
だから、この球場でやっていれば通算成績1割のところ、ドームだったら5割ということがあり得る。
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