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技術を生かすにもパワーが必要 ホームランは身体

日本一の出場記録を持ち、バッターを間近で一番多く見てきたと言える谷繁は

ふくらはぎが大きいバッターは打球が飛ぶと言っている。

日本人はお尻が大きい人、お尻が大きいことでももが太い人も打球が飛ぶことになる。

2022-3-1 ホームランは身体がそなわってこそ

 

その落合も入団当初よりどんどん体を大きくし、腹も出るほどになっていた。

ウェイトトレーニングをしない落合は、必要な筋肉は練習の中で身に着けるとしていた。

そして、夫人からホームランを打っている選手はみんな大きいじゃない、と言われ、

腹が出ても体重を増やすことを優先して、飛距離を出そうとした。

ホームランバッターとしての体の大きさに劣る落合がとった方法は飯を食うということだったのだ。

だから解説者から監督になった頃は痩せた。

もう、飛距離を出す体はいらないから腹を引っ込めたのだ。

 

落合は日本プロ野球史上最高のテクニシャンであり、最高の右打者だ。

そのテクニックにばかり注目されるものだが、ふくらはぎの大きさと、飯を食うことで

目覚ましい成果を上げたわけだ。

ちなみに貴乃花も引退してから80キロ台まで痩せた。

もう横綱として大きい相手に勝つ必要がなくなったので健康のために痩せたのだ。

 

大谷の打棒も何といってもあの体のでかさがベースとなる。

体のでかさがあってこそ、もてる技術が生かされる。

まずは強い打球を生むためのバットを振る力や体の大きさがなければ、技術もへったくれもない。

技術が高いが、体が小さいのでプロにはなれない野球経験者は多くいるが、

体が大きく、技術をもつのにプロになれないという人はいない。

技術を生かすにも、体がなければだめであり、また技術をさらに高めていくために

体の大きさ、つまりパワーが必要になってくるのだ。

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