中日の走塁ミスについて4回に渡り、展開してきたが今日が最終となる。
2023-5-23 中日の走塁ミス ランナーはうしろで起きていることがわからない
2023-5-24 ランナーへ指示を出すことは素人でもできること
2023-5-25 見えないところのプレーを感じることが野球センス
2023-5-30 うまいヘタでないところのミスは大チョンボ
神奈川の、ある強豪校ではホームインする際、返球が来ていない場合や余裕のタイミングでも滑る、と決めている。
駆け抜けるとベースを踏まずに行ってしまうことがあるので、それを防ぐために
ホームは全て滑り込め、ということらしい。
これは踏み損ないを回避するための行為なので、後ろのランナーがアウトになる前に
踏むための作戦ではないが、ホームは必ず滑ると決めていれば、スピードは緩めない。
スピードを緩めてスライディングはしにくいのである程度のスピードを保ってスライディングする。
プロは全てスライディングなどという作戦はとれないだろう。
であれば、ホームは踏み損ないを回避し、得点を認められないということを回避する二重の意味がある、
と頭にたたきこめば、中日のようなミスが起こる確率は大幅に軽減できるだろう。
そして最も単純な方法は2死のホーム生還はどんな場合も全力疾走を怠らない、ということを身につけることだ。
さらにランナーが出ている2死の時にランナーコーチがしつこいほどにホームへは全力疾走だぞ、と声掛けをするのだ。
アウトカウントの確認は攻撃側も守備側もしつこいくらいにすることは野球の常識だ。
一球一球確認してもやり過ぎという事はない。
それはアウトカウントとボールカウントでランナーの走塁方法も守備の方法も変わるからだ。