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前で捉えろ 泳がされたらさらに前で

タイミングが合わない打撃にはつまる場合と泳ぐ場合があるということを記した。

そして、つまった打撃の時にホームランになるのはホームラン打者のように

飛距離を持つ打者にしかならないものだが、泳いだ場合は

ホームランをさほど打たない打者からも生まれる場合がある。

2024-3-14 タイミング外れた時のバッティング技術

 

泳いだ場合は自分が思うよりタイミングが早かった場合だ。

それは打者が感じたベストタイミングより実際は球がまだ来ていないという状態になる。

 

すると腕は縮んだ状態より伸びた状態に近くなる。

すると手首も前にかえる状態に近くなる。

すると、ヘッドは立ってくる。

 

この状態でうまくボールの下側にバットの上側でヒットすると打球が良い角度で上がってくれる。

こういう打球をバットにボールを乗せて運ぶ、といった表現をする。

泳いだ場合はヘッドが立ち、前でとらえているから打球が遠くへ運べるのだ。

 

とはいえこれはボールの下側、バットの上側でタイミングよくバットに乗る状態で

運べる状態になったときだけ起きるので、いつでもできるわけではない。

 

だから打者は確率が高くなるであろうベストタイミングを心得、そこでとらえられるよう

フォームをつくり、移行していき、イメージした打球を飛ばそうとする。

泳いだ状態を最初から想定してホームランを狙う打者はおそらくいまい。

 

泳いだ状態で遠くへ飛ばすことはたまたまなので、これが数ミリ違うと打球は異なって飛ぶことになる。

どんな種類があるかは明日へ。

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