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一般にも広く使われることになった業界用語 勝負服 置きに行く ボディブロー

以前、転用された業界用語を紹介した。

前回は秒殺、ガチ、とったどーだった。

その内容は、コチラ 2016年6月2日

 

・勝負服

世間では、いざ男女の有事の際、身につける下着を指すようになってしまった。

あるいは、意中の異性を射止める際、勝負時のデートに身に着ける服を指すようになった。

もともとは競馬、競輪でジョッキー、レーサーが着用する服をこう言う。

競馬ファンの私は、このことばを普段の生活で耳にするとつい、説明したくなる衝動にいつもかられる。

以前ある友人と競馬中継を見ていた際、ことばの由来を知らず、

中継の中で「武豊の勝負服は・・・」と実況した際、

その友人は「武豊の勝負服を紹介してる(笑)」

と大爆笑していた。

 

 

・置きに行く

保守的に、慎重に、臆病に、間違いがないよう安全策をとるときにこの表現を使う。

リスク覚悟で思い切ってやるということをせずに、怖がっている印象の場合だ。

否定的に使われるこの「置きに行く」。

「置きに行かず思い切ってやれ。」とか「そのやり方は置きに行っている」とか。

もともとはピッチャーがストライクが欲しい時に、思いきって腕を振らず

穏やかな投球でストライクを取りに行くとき「置きに行く」と言う。

つまり、ストライクコースに投げ込むのではなく、そっと置きに行くように投げる行為だ。

球に威力がなく、ストライクコースに行くので打者に打ちやすい球となる。

したがい、ピッチャーがびびって腕が振れず、危険な球として否定されることが多い。

 

 

・ボディブロー

元は、ボクシングの攻撃のひとつだ。腹部をたたき、ダメージを与える。

または、腹部を痛めつけることによって、相手ガードを下げて、顔面にパンチを入れやすくする。

ボディブローはなかなか一発でダウンを奪う技ではないとされている。

何度もたたくことで、ジワジワと効いてきて、相手のスタミナを奪い、ダメージを蓄積させていく。

これが転じて少しずつ、ジワジワと状況が悪くなることのたとえとして使われるようになった。

家計にボディブローのように響く。とか

ピッチャーに待球作戦により疲労させ、ボディブローのように攻める。とか。

テレビの道端インタビューで、この「ボディブローのように」とはどういう意味か?という問いに、

男性は、全員が、「ジワジワ効いてくること」と答え、誰もが知っていた。

対して女性は知らない人が多かった。

このテレビ番組を一緒に見ていた私の隣にいた女性も知らなかった。

ボクシングは古くから日本に人気のある格闘技だから、私からしてみれば、常識だと思っていたが、

格闘技とは縁がない場合が多い女性は、知らないものなのだなあ。

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