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気づかなかったことがわかっただけで新しい発見ではない

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アメリカ市場ではSNSで呼びかけた個人投資家が一斉に買い浴びせ、空売りでポジションしていたファンドが

損失を被ったと騒ぎになった。

これまで、資本力を武器にポジションをとるファンドに煮え湯を飲まされてきた個人投資家が

ネット証券とSNSを手に入れたことで、反抗に出たとされる出来事のようだ。

 

SNSの呼びかけに、にっくき大組織に一泡吹かせてやろうと個人投資家がこぞって攻撃を加えたこの出来事は、

資本力のあるファンドのような巨大な組織でもSNSにより個人が大きな力を得られ

打ち負かすことが可能であることを示した。

 

これについて、アメリカ当局も規制や新制度についての議論が持ち上がり、一方、

ネット証券が買い注文を停止させたことに、個人投資家から批判が沸き起こった。

どちらの立場にも言い分があり、行き過ぎた空売りとみて憤慨するものと扇動による市場操作とするものがある。

 

この出来事に証券規制がネットメディア隆盛時代に追いついていないという記事を見かけたが、これは見方が違うように思う。

ネットメディアというのは技術が発展したということで、意見や意向というのは以前からあったからだ。

個人は地団駄を踏んでいたわけであり、ネットメディアによりそれが露見したというだけで、

証券市場には同じ思惑が以前から潜在していたのだ。

それが、わからないままルールを作っていたということは、ここで言う個人投資家を無視していたということが言えるだろう。

意見がくすぶっていながらそれを無視、あるいは気づかなかったことはこれまでのやり方が

健全ではなかったと言える。

だから今までの通りに戻るよう規制を加えるのでは強権であり既得権益の保護にあたることになる。

 

今回の出来事は、新たに発生した問題ではなく、見えなかった証券の在り方を示したことで

新しいルールの整頓という見方が本筋か。

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