凄惨な犯罪が起きるとよく耳にする更生の機会という言い方。
人生を絶たれた人間がいるのにその加害者を更生する必要があるという考え方がやはり解せない。
そんな奴には生きる資格はない、という方がよっぽど理屈に合う。
加害者がまだ保育園児とかなら、まだ将来の考慮を思うかもしれない。
建前や法律では更生をうたっていて、加害者も命であるから、ここをないがしろにすると
人道無視の立場と言われかねないから保守の立場から更生を口にするだけで、本当に
加害者に更生の機会が必要と思っている人間はどれだけいるのだろう。
殺害事件が起きた学校で教頭は自身の娘・孫が被害にあっても「加害生徒の未来」を語れるのだろうか?
実際に社会は加害者に対する態度は冷たい。
その過去を知った時点で敬遠することからも社会は更生を認めていない、認められない、
という意思表示ととることができる。
実際に殺人をした人が生活圏にいると思えば、いつまた自分に降りかかってくるかと思い
距離を置くのは当然の心理であり、本能だ。