カズが今年も公式戦に出場し最年長記録を更新したことで、今更ながらに、
“引き際”、“若手の出場機会”、“出場しているだけに何の価値があるか”と話題になる。
さらに、これに対しても“客寄せパンダではない”、“勇気”、“見習うべき点”、“リスペクト”
などという愚かな反論もある。
カズを非難した2015年の張本の発言をこの場では当時、取り上げており、
さらにその前からこの件についてははっきりと言及している。
その模様を振り返っておこう。
傑作選 2015-4-14 張本が糾弾されているようなので真理を説こう
張本がカズに辞めるよう勧告したことで世間は騒いでいるようだ。
なんでも
「一生懸命やっている人に失礼」だの
「努力しているのだから」だの
「引退は自分が決めること他人がとやかく言うな」だの
「サッカーのことなんか知らないくせに」だの
「契約しているということは必要な選手だから」だの
まったくもってプロに対する見方でない上、張本の意図していることをわかっていない。
それからJ2を野球でいうと2軍と発言したことで、その言葉尻をとって、その認識のなさに
サッカーファンが黙っていないとか。
この言葉尻をとることでスポーツライターを名乗るスポーツジャーナリストまで
J2は野球の2軍とは構造が違うと言いだし、その仕組みを図解し、張本を老害と言いだしている。
事の本質はこの2軍というところではないのに揚げ足を取っている。
しかも、張本はJ2の仕組みが、野球の2軍とは違うことなど百も承知であえてこのたとえを使っているのに。
こういう言い方の方が、世間のスポーツに精通していない人にも伝わりやすく、
事の本質は、
サッカープレーヤーとしての実力が足りないカズに対する身を引くことの重要を世に説いており、
組織の循環や新しい展開が新たな夢を創造することを言っているのだ。
まあ
このJ2の仕組みを図解したのは、張本発言を利用して、サッカーを宣伝することと
世のカズ擁護の論調を利用したジャーナリスト自身の売名行為という裏の意図が見え隠れする。
どれも的を射ておらず、真理を説いているのは張本の方。
カズ程度のプレーなら高校生でも、それ以上がおり、カズはしがみついてやっているだけなのだから。
たしかに、重鎮による発言、発想は時代遅れというか現実離れしていることが多いのだが、
この張本の発言は、世のカズ擁護の発言より真理を説いている。