ヤンキースもマリナーズもイチローは構想外ということのようだ。
ヤンキースでは昨年までと変わらないか、それ以下の扱いになるし、
マリナーズも今さらイチローをというのも不細工だ。
こうなると第四以下の外野手として獲る球団があるかということになる。
扱いとしては、ヤンキース時代と変わらず、
ここから自分の地位を向上、確立させる必要に迫られる。
どうやらイチローは、
MLBプレーヤーとして生きる道が頭にあるようで
それら球団で存在を示すことに自信があり、価値を置き、楽しんでいるようだ。
イチロー自身がどのくらいのプレーをイメージしているのか。
どのくらいの地位を示すことに生きがいを感じるのか。
わかりかねるところではあるが、イチローといえば、
イチローたる爆発力をイメージしてしまう我々にとって
日本でのプレーを期待せずにはいられない。
もう海外の舞台でイチローたる爆発は望めないから。
残された時間は多くない。
たまたま最終ホールをテレビで見た。
おしかった。
バーディパットを決めればプレーオフというところだった。
プレーオフの両者は特長がまるっきり違っていておもしろかった。
優勝した選手は飛ばし屋。
Tショットをフェアウェイど真ん中に飛距離を出してきた。
2打目はツーオンを狙うがバンカーにはまる。
そこからリカバリーしてバーディで優勝を決めた。
かたや2位の選手は堅実屋。
Tショットはフェアウェイのものの30M以上差がありそうだった。
2打目もきざんでスリーオンにてバーディを狙う戦法だ。
自分の特長を最大に生かすことを心がけ
飛ばす人は距離を稼ぎ、そうでない人は堅実さを求める。
できないことをやってもしょうがないと割り切り、
ベストパフォーマンスをすることに集中し、勝敗はあくまで結果。
ベストパフォーマンスをするためには
日ごろの生活、練習、試合に臨む姿勢、体調、精神状態
といったものをコントロールしてまた反省し、の繰り返し。
ゴルフというのは特にそのコントロールがパフォーマンスに
影響する繊細な競技と言われている。