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黒田のミスⅡ

先週、黒田のミスについて本筋に届かずじまいだったので

そのつづきを。

 

点差の離れた中盤にワンアウト2塁で打席が回ってきた黒田。

 

広島ベンチは打たせる作戦をとった。

ところが、小川がストライクが入らずボール3つが先行してしまった。

 

この時点で黒田の取るべき作戦はひとつ。

フォアボール狙いだ。

 

というより2ボールの時点でフォアボールを狙わなければならない。

 

ワンアウト2塁で打席が回ってきた黒田は

ベンチが打たせるのなら、ヒットを狙うのではなく進塁打を

狙うのだ。

 

ピッチャーなど打てやしないのだから

打ってやろうなどと意気込んではいけない。

 

野手でさえ、7割失敗する確率の低い作戦を

普段練習もせず、バッティングなどという専門外の仕事で

結果を残そうとするのは、虫が良すぎる。

身の程知らずのおバカさんということだ。

スリーボールになったら前に飛ばすことは考えず

とにかく、引きつけ、ストライクはファールにし、

ボール球を選択するのだ。

 

結果、三振なら仕方がない。

 

この時はセカンドライナーだった。

走者は釘づけだ。

 

ピッチャーなのによく食らいつき、

よくぞセカンドライナーまで飛ばした。

見上げた勝負根性だ。

という評価にはならない。

最低の仕事。大チョンボだ。

 

フォアボールを狙う姿勢を見せ、三振の方がよっぽどいい。

この場面では前に飛ばした時点でミスなのだ。

 

野球はミスの連続で成り立ち、

プレーの選択ミス、技術のミスと

ミスの少ない方が勝つことになっている。

全ての試合がそうだ。

 

この黒田のプレーは選択のミスであり、

話題にはならないが、大きなミスだ。

そして、そのプレーを選択させたベンチのミスでもある。

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