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西武・森の隠れた働きなど今週の注目出来事

戦略ピタリ パ首位攻防戦に先勝した西武6番・森の“隠れた働き”

 

 

この記事によると西武は戦略として一息つきたいところで

ぶちかませるよう打順を考えているとのこと。

 

これは、たまたまそうなったように見えているだけだが、

実際、球数を投げさせるということは、大きな意味を持つ作戦だ。

 

野球はホームランや三振が華ではないということを再三申し上げてきた。

 

状況によっては、ホームランを狙う場面、三振を狙う場面というものがあり

そういったところでは醍醐味のひとつではある。

しかし、野球は一つの塁を奪うか阻止するかの連続なのだ。

 

すべてのプレーはここを目指し行われる。

ホームランはその作戦のひとつにすぎない。

 

そして、そのためにはピッチャーの球数を増やすというのは記録には

残らないが、ファインプレーなのだ。

 

そのうえで、四球などを選べば、MVP級の活躍だ。

 

一発のある森に対して、集中して慎重に球数を要した。

そのために、次の打者へは甘い球が行く。

 

記録には残らないが、打線をつなげるとはこういうこと。

こういう働き、こういう作戦を最も注目して

野球を観る必要がある。

それが野球だ。

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