金曜連載とした第二回目。
前回の内容は2016-4-29 。
以前にこのような内容を記した。
『情報量は名刀と鎧 』
松山東は進学校だ。
チームには京大進学を目指す選手もおり、学業にも精を出す。
その松山東が重宝したのが、情報という武器。
ここでは、相手の情報を仕入れ、その対応をするということで紹介したが、
その他に自分を知るという情報も勝利に大きく影響する。
各個人が運動能力はどのくらいあるのか。
肩の強さ、足の速さ、パワー、球速、という肉体的な情報は基本であり、
さらに知識、経験、どういったプレーの発想があるか(センス)
を把握する。
そしてそれをチームで生かした場合にどういう野球が有効か。
どのチームになら勝てるのか、劣っているのか。
おなじ松山東についてはつづけてこうも記した
『戦いは情報戦略 』
相手の立ち位置と自分の今いる地点そしてどこを目指すのか。
自分を知る。
自分を知って自分たちができることをやる。
これが、とても大事だ。
例えば
ある試合で実力の劣るチームが3点リードを許して中盤を迎えた。
実力の劣るチームとしては、もうこれ以上点はやれない。
2塁にランナーを置き、レフト前ヒットが出た。
すると・・・
金曜連載。