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勝利をつかめ、アグレッシブ戦術Ⅲ

火曜日のつづきを記していこう。

 

 

序盤3回でピッチャーの代走という話に戻すと。

 

同点のノーアウトで出塁したピッチャーに代走を出す。

序盤3回でありながら、この作戦もOK、積極作戦となる。

必ず点をとるという意思表示だ。

 

勝負に行き、代走をだし、加点し、

次の回は、またローテーションピッチャーか

もしくは、中継ぎの良いピッチャーをつぎ込んでいく。

 

そして何が何でもこの試合を取る。

 

次の日は、若手のピッチャーにでも投げさせ、

負けてもともと

ナイスピッチングしてくれたら儲けものという戦い方。

 

リスクは高い。

 

ローテーションがずれることで、ピッチャーの調整が難しくなるかもしれない。

 

または、

代走を出しながら得点できなくその試合を落とせば

ショックがでかいことになってしまう。

 

さらに

次の試合も落としたりしたら、その2連敗を取り返すのが大変だ。

 

シーズン通して考えれば、とりづらい作戦で現実的ではないのだろう。

 

ただ、ゲームとしてはアグレッシブで面白い戦いとなる。

 

定石通り、試合を運び、1試合の中で抑揚がなく停滞する時間が長いより、

ファンを引き付ける戦いにはなりそうだ。

 

なによりも、見ているファンに勝つ意思が伝わる。

 

スポーツの試合を観ている側は、

当事者の考えること、しゃべっていることはその場では伝わらない。

 

であれば、

序盤からその試合を取りに行く姿勢は、勝利への積極さの表れであり、

ファンにはその意思が伝わる。

 

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