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弱小チームの間違った鍛錬 うまくはなるけど勝てはしない Vol.25

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金曜連載で続けてきた

『有望な選手が集中する強豪校にただの野球好きが集まった野球部にも勝つチャンス。』

勝つために必要な要素、「情報」 「経験」 「体力」

総集編として3つめの「体力」 「体格」についてまとめる。

 

最も差があるのは高校生の場合、体格だ。

プロでも実は、技術以上に差が出るのはこの体格による。

 

練習をすれば、たしかにうまくはなる。しかし、勝てはしない。

他の強豪校はもっとする。野球に没頭する環境だから野球ばかりやっていることが善行となる。

プロと同じで高校スポーツも学校が力を入れ、お金を投入することが強くする条件であり、

お金をかければ、設備、指導者、良い選手、援助、相手といった環境が揃い、明けても暮れても野球だ。

 

プロ野球選手でさえ、差が出るのが実はこの「体力」「体格」だ。

全てのプロ野球選手がアマチュアの選手より技術が優れているというわけではない。

体力なのだ。つまり、体の大きさ。筋力。

筋力があり、体力があることで振る力、投げる力、走る力が発揮できる。

体全体を使った動きが可能となり、技術の向上につながる。

 

また体力があることで、あわや技術がアマチュアレベルでもプロで通用してしまうこともあるのだ。

よって、プロなんて雲の上ととらえるのは早計。

体力があれば、技術の差はないと考えればいい。

 

まして、経験値が浅い高校生は目を見張る成長を遂げることができる。

それは、考え方が成長するだけでも野球に成果が出る。

技術の差など体力がつけば、すぐに追いつくことが可能だ。

 

WBCで日本が2連覇したが、日本の野球が世界一などとは誰も思っていない。

組織力や戦略だけで比べれば世界一かもしれない。

しかし、団体競技として、勝敗は、日本に勝ちがついたが、一人一人の能力を比べれば、

日本人の誰がMLBの球団に所属してレギュラーを勝ち取ることが出来ようか。

それは、体力や身体能力において圧倒的に劣っているからだ。

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