https://twitter.com/yakyucolumn
月曜連載してきた野球の‟流れ“。
プロ選手でもプロの解説者でも疑問なく使い、これで済ませておけば、そこで終わり
聞いている方もなんとなく、わかった気がする便利なことば‟流れ“。
何でもかんでも一括りに‟流れ“の一言で済ましていると思われる。
これが、‟流れ“ですね。とか、‟流れ“というものがありますからね。
これは、‟流れ“を変えかねないですね。などと言って。
その時々で使う‟流れ“の細部については、それぞれ違う要素があるのに、
便利な一言で済ましてきたのだろう。
その細部をこの連載で考察した結果
‟流れ“には、「展開」「ゲームの動き」「リズム」「ヤマ」があり、
さらに「展開」には「やるべきこと」「ゲームプラン」というキーワードを含むこととなった。
また、「山場」を「試合が動く」とも表現するとした。
そしてそこには、精神の揺れが作用する。
勇気や不安、時にはどうせという開き直りが「リズム」を生み、「ヤマ」をもたらし、
「ゲームの動き」として視覚でとらえ、「展開」へとつながる。
そして、この「展開」は、
指示通り、または頭に描いたとおりの作戦を遂行できる仕事を積み上げていくことで有利に運ぶ。
攻勢、劣勢により、とる作戦は変わり身を見せるが、‟流れ“が向くとは、それがうまく行くことにある。
https://twitter.com/yakyucolumn