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野球の‟流れ”の正体 最終章

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プロ野球選手でもプロ解説者でも疑問なく使い、これで済ませておけば、そこで終わり

聞いている方もなんとなく、わかった気がする便利なことば‟流れ“

 

正体がわからないのは、‟流れ“といった時に色々なことを含んでしまうから。

 

この連載で記してきたようなことが全て‟流れ“であり、それを使い勝手よく、一言で済ます。

結果を見てから使うこともする。

色々な意味を含み、これといったものがないから、いかようにでも修正や補足、言い換え、

そういう意味じゃないよ、ということが通用してしまう。

 

‟流れ“とはこちらの思惑、作戦、やるべきこと、やりたいことがうまくハマって

試合運びが理想に近づくことを言う。

 

‟流れ“が向いてきた。とか‟流れ“が来ている。という言い方は正確でなく、‟流れ“とは

あくまで結果であり、有利に試合を運んでいる状況のことを言っている。

 

つまり、‟流れ“が向いているのではなく、

よしよし、良い試合運びだと‟流れ“が向くよう仕掛けた結果としての見え方ということだ。

‟流れ“が結果をつくっているのではなく、作戦がうまくいった結果が

‟流れ“が向いているように感じるということ。

 

目に見えない、正体不明だった‟流れ“をこの連載13回で考察したところ

「展開」が大きい要素であり、さらに「展開」には

「やるべきこと」「ゲームプラン」というキーワードを含む。

「展開」の他には、「リズム(ペース)」「雰囲気」、「勇気」、「不安」、

「ゲームの動き」、「ヤマ」が混在し、サイクルすることを‟流れ“で済ましていたのだった。

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