https://twitter.com/yakyucolumn
相手との対戦型のスポーツは、どの競技も心理の読み合いだ。
対戦型とは、相手がいるということ。
野球、サッカー、ラグビー、バレーボール、バスケットボールなどの球技は全てが対戦型スポーツ。
ゴルフは違うか。ボウリングも違うな。
陸上短距離は相手がいるとは言え、セパレートとなっており完全な対戦型とは言い難い。
マラソンは対戦型と言えそうだ。レース中、相手の様子をうかがいながら勝負している。
体操やフィギュアスケートなどは、
対戦型スポーツに共通する相手とのポイントの奪い合いという形式をとらず、
自分の演技のポイントの優劣で勝敗を決めるので対戦型ではない。
対戦型のスポーツの中で
一球一球に間がありワンプレーごとに間がある野球では心理戦のオンパレードとなる。
相手の心理やくせ、作戦を読み取ることが出来れば有利な戦法をとることができる。
それは、卑怯や姑息といったものではなく、競技の特性から仕方がない、と言うよりそれが醍醐味だ。
例えば、技術に甘く、経験が少なく、思考を巡らすに力量が足りない高校生以下の野球では
こういった部分を観察することで大きな情報を得ることができる。
特にピッチャーには、このくせが顕著になるケースが多く、投球動作の各部を観察していると
くせがわかるピッチャーがほとんどだ。
また、ピッチャーのみならず、キャッチャーにもくせがある。
構えに入る前の動き方だ。
膝をついて構えた時とそうでない時で球種がわかったり、
右バッターにインコースへ移動した場合の球種がわかったり、
左バッターに対して外角に構えた場合は必ずストレートなど。
明日もこの顕著なくせを披露しよう。試合を有利にさせる情報だ。
https://twitter.com/yakyucolumn