高校野球は、盗塁を7割以上が刺せないという印象がある。
強豪校の実力のあるキャッチャーなら、高校生の1流の脚にも対抗できるのだろうが、
ほとんどの高校生キャッチャーは盗塁を刺す能力が低い。
だから高校野球では盗塁を打つということより重要視していい作戦だ。
日頃のバッティング練習や素振り同様、次の塁を陥れることを各個人が追及した方がいい。
高校野球は情報がなく、何度も対戦するわけではないので走るという作戦が取りやすい。
だから健大高崎は走るという作戦を採用している。
盗塁だけでなく、次の塁を奪うという方法はいっぱいある。
わざと飛び出して、前のランナーを進めるとか方法はいっぱいあるわけだ。
そうなるとランナーはキャッチャーだけと対戦しているわけではなくなる。
守る側からすれば、ピッチャーとキャッチャーと内野の連携により
ランナーを刺さなければいけないので普段から走塁を鍛えているチームには
守備陣がそれに対応しなければならなくなる。
初めて体験する走塁作戦や高度な走塁フォーメーションに守備陣は対応しきれなく、
健大高崎に翻弄されるチームは多い。
走塁は好、不調の波がないので
チームによる決め事をつくり、フォーメーションの練習を積めば、大きな武器になる。
打率3割に賭けるより、こちらの方が確率が高くなるか試してみよう。
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