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高校野球の場合は、
実力に劣るチームが、いつもバッタバッタと抑えられパッカンパッカン打たれているわけではない。
自滅の方が圧倒的に多い。
自滅とはボール先行、四球連発、球数が多数、ランナーをためる。
そしてストライクをとりに行ったところを痛打。
野手は単純なエラー。中継、連携ができず、無駄に塁を与える。
普段の練習から強豪校に勝つ意識が足りないから。
強豪校との対戦不足がこの勝つ意識というものを生ませない。
強豪校と対戦し、強豪校を意識すれば、目上の相手ではどういうことが起こるのか、
それに対処するには何が必要か。を考えることができる。
チームは何を目指すのか、目標をどこに設定し、それを達成するためにはどういう練習をすべきか。
健大高崎は「機動破壊」といわれる足で得点することを選択した。
これが勝つために有効であると判断したわけだ。
選手の特性を生かし、得てに帆を揚げ、勝つための戦術をチームで作り上げていくことを進む道とした。
パシュートで話題になった300日にも及ぶ合同練習も各国は、簡単には真似できない。
チームワークを必要とする場合、あまり一緒にいすぎることが必ずしもプラスにはならないし、
団体競技に賭けるということは、個人種目に100%集中できなくなり、避ける選手が出てくる。
トップの力があるほど個人の種目に集中したくなり、団体は最強軍団とはなりにくくなってしまう。
野球では選手兼コーチや、選手兼監督が、活躍できないのは自分に集中できない環境であるからだ。
FA権のあるトップの日本人選手がよく口にする優勝できるチームに行きたいというのも、
実力のある自分に相応しい実力がある連中と勝ちたいということだ。
自分だけレベルの高いところにいると、レベルの低い周りにイライラし、ストレスになる。
ところが女子スケートではこの団体での鍛錬が功を奏す。
マススタートで優勝した高木は、パシュートでの技術が生きた。
相手の後ろにピタリとつき体力を温存し、最後のスパートで抜け出る戦略だ。
終わった後も精魂尽き果てたといった様子はなく、ハツラツとしていた。
空気抵抗をずっと避ける技術のためゴールしても余力があったというわけだ。
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