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先攻後攻がある氷上のチェス、カーリング 野球も

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氷上のチェスと言われるカーリング。

ただ得点ができる位置に投じればいいわけではないそうだ。

相手の一投、次の自分たちの一投を考え、

最適であったり、安全であったりする場所、場合によって勝負に行き博打のように投じる。

それは試合の局面、相手の力量、得点差、コンディション、といったところを勘案してその一投を決める。

 

野球もそういうスポーツだ。

プロと高校生以下の若年層野球を比べたら、圧倒的に間の使い方が違い、試合時間が違う。

野球もイニング、試合展開、選手層、打順、点差、力量など状況を勘案してプレーを選択する。

1球ごとに間ができる野球は、1球ごとに考える。

 

野球は頭のスポーツという野村は、テスト入団から一時はクビまで言い渡された程度の選手だった。

それを、相手の配球を読むということに活路を見出し、三冠王にまでなり、球史に残る大プレーヤーとなった。

 

カーリングは後攻が有利だそうだ。

相手の一投によって、こちらの作戦がとりやすいから。

最後の一投も後攻で終わるから判断がしやすい。

 

野球には表裏がある。

カーリングほど裏のチームが相手の攻撃によって、作戦を色々考えるということはないが、

相手の表の攻撃次第で

イニングの進行具合や相手ピッチャーの出来、打順を考慮し作戦をたてる。

 

表に点数が多く入れば、打って取り返す作戦をとることが多い。

プロは2点差以上差がある場合に送りバントをすることは少ないが、

高校野球などは5点以上離れても序盤なら送りバントをすることもよくある。

 

9回トータルで相手に追いつくために、点差があろうとも1点ずつ縮めていき、

耐え忍んでチャンスを待つという覚悟をもった戦略だ。

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