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タイブレーク制度で気づいたことⅢ

火曜連載としたタイブレーク制度できづいたこと。

2019-8-27 タイブレーク制度で気づいたこと

2019-9-11 タイブレーク制度で気づいたことⅡ

フォースプレーは、3塁手がベースに足を突いて、伸びることで捕球をすれば

アウトをひとつ獲得できる。

タッチプレーはその名の通り、ランナーにタッチが必要だ。

タッチするには、ランナーの足がベースに入ってくる地点に送球が来てくれる事が理想。

捕った状態でわざわざランナーに触れなくても勝手に足がグラブにぶつかって

自らタッチされに来ているかのような状態が理想なわけだ。

これが、受け手の胸辺りに、一般的には良い送球とされるものだと

タッチに行くとなったらその分、ロスが生まれる。

まして高く行ったり、ベース上より逸れたりしたら大きなロスであり、

相手の暴走でもない限り刺すことはできない。

一方、フォースプレーなら高く行っても、逸れても足をつけたまま体や腕を伸ばして

キャッチするだけでいいので、送球の質にそれほどこだわらない。

とにかく足がベースから離れないところに送球できれば、ほとんどロスはない。

これだけ、フォースプレーとタッチプレーでは時間の差と送球の質に違いがある。

したがい、フォースプレーは守備側からすればタッチプレーに比べかなり楽。

逆に攻める方は、フォースプレーでのバントを決めるのは難しい。

塁間27m程度、0コンマでアウトとセーフが分かれる野球ではこれは大きな差だ。

そこで本題のタイブレークで気づいたこと。

それは、タイブレークの出発はこのフォースプレーであるということにある。

次へ。

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