ロッテ・安田がここ数試合DHで出場している。
安田は高卒ドラフト1位で、鳴り物入りの入団だから、とにかく実践を経験させたい。
ところが、勝負を考えると、守らせるポジションがない、ということなのだろう。
DHというのは、打つ専門だ。
普通は打撃に優れた長距離砲、特に外国人が担うもの。
もしくは、ベテランで、守備力が衰え、脚がない選手が担うものだ。
そうなると、中軸を打つためにここは使いたいはずなのに、安田は7番での起用だ。
つまり、打撃力に優れていなく、守備力がないから使うとしたらDHしかないということになる。
そこを、21歳のまだまだ、動き回らなければいけない若者がここを占領していては、
チームとしては、もったいない使い方なのだ。
将来への期待の表れ、または、ドラフト1位の投資をなんとかものにして回収しなければ
いけないチーム事情が如実に示されている起用法だ。
安田としては、この若さでDHを用意され、しかも7番という打順で自分のために
先発起用してもらっているというのは、早く貢献できる選手にならなくては、
というやる気とプレッシャーを感じているだろう。
そして、周りの選手からの目も気になっているだろう。
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