天気晴朗なれど波高し。
日露戦争時に日本海大戦でバルチック艦隊と対する時に打電されたものとして有名だ。
先日まで世間の口の端に上った森喜朗が、政治家時代に記者から青天の中歩きながら質問されている最中、
「天気晴朗なれど・・」とつぶやいた。
もう一度「天気晴朗なれど、」とつぶやき、隣で歩く記者に「知ってる?」と聞き、
「このあと何と続くか知ってる?」と聞くと、
記者は「知りません」と言った。「少し勉強しなさい」と言っていた。
元々は、天気晴朗ナルモ浪高カルベシ」という中央気象台のことばだそうだ。
これの意味は、ただ単に現場からの暗号というだけのことか、
それとも、天気晴朗で波が高い気象条件は日本側とロシア側で対峙した時、戦略上
こちらに有利になるから、この機を逃すなという意味か、それとも、バルチック艦隊が
戦闘を仕掛けて来たこの日、天気晴朗で波が高いから天気は味方しているぞ、という意味か。
真意は知らない。調べればわかるのだろうが、そこまではしていない。
戦略は有利になる条件のときを機として仕掛けることが、定石となる。
野球の戦略はどうか。
次回へ。
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