毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

相手を見てこっちの駒をぶつける

先発ローテーションにこだわらず、相手を見てのピッチャー起用について記した昨日。

2024-6-25 これから変わるピッチャーの起用法

 

この方法は豊富に選手を抱えるプロで不可能なのだろうか。

問題になるのはピッチャーの肩、ひじにかかる負担という事になる。

 

豊富に抱えられるといってもプロのレベルでのピッチャーの数には無制限とはいかない。

 

その制限の中で140試合以上を多くのピッチャーを回転させるのは無理があるのか。

 

ただ、主戦となるピッチャーは、負け試合では休ませればいいから、無理はないと思われる。

高校野球はピッチャーの数はわずかだから、この方法は使えない。

高校野球では左ピッチャーがいないチームがいくつもあるからこの戦法は使えない。

 

高校野球の場合、数を持つチームは名門や強豪校に偏り、エース級を枚数持つ。

だからどんどん代えていける。

 

これにより各チームの格差は広がるのと同時に、全体のレベルが上がるという構図になっている。

 

エンターテインメントを含むプロの野球は、マスコミが記録をはやし立て、

それに乗せられたファンが記録を喜び、そこを判断基準としがち。

 

したがい、良いピッチャーとは記録を持つものだし、そういうピッチャーがスターとされる。

だから、この起用法は、当然スターを生まれにくくさせる。

 

スターが生まれにくくなること、そして点が入りにくくなることにより野球をつまらなくする、

という一部の判断が出てくるだろう。

そうなれば、規制が入ることになろう。

また、明日へ。

野球情報メールマガジン

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP