ロースコアに持ち込みたい、とはよく聞く指揮官のことばだ。
これはロースコアに持ち込みたい、のではなく、大量失点したくない、という意味だ。
その可能性のあるチームを相手にしたときの試合構想ということになる。
ロースコアというのはお互いに点が入らないことを言う。
わざわざ、自分の方も少ない点がいい、などという人はいないからこの言い方は正しくない。
そして、失点は少ない方がいいに決まっている。
これを言うチームは実力が下のチーム、あるいは実力差がないだろうと思っているチームから発せられる。
得点を期待できない試合に対してロースコアに持ち込みたい、と、
なんとかいい勝負をしたいから発せられ、
食らいついていきたい、離されないように頑張る、という意味になる。
ロースコアになるだろう、ロースコアを覚悟している、はわかる。
ロースコアに持ち込みたい、ではなく、うちは点を獲れない、でも相手にもやらない、凌ぎたい。
ロースコアとは結果を見た状況のことを言う。
試合前の構想の事を指さない。


