佐々木の初登板は3イニングだった。
リードしている状況で先発ピッチャーが3回で降りる、というのは、今ほど球数に
敏感でなかった頃はまずなかった。
特に日本ではなかった。
勝ちは4番手のピッチャーのようだ。
これまでは5回をリードしたまま投げ切ったピッチャーか勝ち越したときに投げていた
ピッチャーにつくことが多かった。
というより、これが規定と多くが認識していた。
最近の野球ではこの規定では当てはまらない場合が出てくる。
元々、そうだったのか。
昨日のようなケースでは、最も効果的な投球をしたと記録員が判断したピッチャーに勝ち星がつくようだ。
リードした状態で2イニングを無失点のピッチャーだ。
こういうケースは珍しくなく、むしろ常態化していくので勝ち星に意味はなくなるということだ。
これからはローテーションも規則性がなくなる戦法となる。
規則がなくなればもう、それはローテーションとは呼ばない。
相手打者に合わせたピッチャーを充て、短くつないでいくから、これまでの先発、
中継ぎ、抑えといった役割ではなく、相手打線と戦況による役割へと変化する。
しかし、MLBはすぐに規制が入る。
ワンポイントに規制が入ることは戦略を大きく変える。
これだけで優勝の行方へ影響すると言える。
打低になればすぐ規制だ。
ホームランを欲しがる思考だから。
そしてすぐに日本も追随する。


