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ゴールデングラブ賞にふさわしい名手

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2017年のゴールデングラブ賞は、

菅野 智之 2年連続2度目
小林 誠司 初受賞
J.ロペス 2年連続3度目
菊池 涼介 5年連続5度目
鳥谷 敬   初受賞遊撃で4度
坂本 勇人 2年連続2度目
丸 佳浩  5年連続5度目
鈴木 誠也 2年連続2度目
桑原 将 初受賞

菊池 雄星 初受賞
甲斐 拓也 初受賞
銀次          初受賞
鈴木 大地 初受賞
松田 宣浩 5年連続6度目
今宮 健太 5年連続5度目
秋山 翔吾 3年連続4度目
柳田 悠岐 2年ぶり3度目
西川 遥輝 初受賞

 

ゴールデングラブ賞は、そのシーズンの選手たちを比較しているだけだ。

つまり、過去の名手と比較して、あるいは、プロの歴史から上位にランクされる守備力として

選ばれるものではない。

 

マネできないプレーをした名手やプロの目から見ても憧れるような名手である井端、荒木、本多、

松井稼、今宮、菊池、新庄、イチロー、飯田、陽、糸井らと同じようなレベルとして選ばれていない。

たしかに、そういう選出基準にしてしまうと、ほとんど毎年、誰も選ばれないということになる。

だが、それでもいいように思う。

本当に称賛すべき守備力の選手が出てきたら、ゴールデングラブ賞を与えれば、価値も高まる。

 

また、常時出場している選手から選出するので、候補となる選手は狭まれる。

たまに出る守備の名手は、選ばれることがなく、本当のうまさはそちらの選手の方が上でも

この賞にありつけない名手がいることになる。

 

そして、ポジションで選ぶ必要があるか。

そのポジションではうまくとも、プロの守備力としてみた場合は、

ゴールデングラブ賞の名にふさわしくないということも起きる。

特に、ファーストの選手は、守備力に劣る選手が多く就くポジションだ。

他のポジションは守れず、仕方なく、そこに当て込むという扱いになっている。

ファーストでゴールデングラブ賞に選ばれた選手は、

守備の名手というわけではなく、ファーストの中で誰が、一番よかったかな程度のものだ。

 

ポジションで選ぶなら先に言った過去のそのポジションの名手、あるいはプロ目線で、

それに相応しい選手が選ばれた方がいい。

 

ゴールデングラブ賞は、常時出場する選手の中から選出されたと解する賞であり、

本当にうまい選手に与えられる賞ではないということだ。

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