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大谷ほどの桁違いの実力。
先発ピッチャーの役割は、クオリティスタートをきめることとローテーションを守ることにあるが、
大谷ほどの桁違いの実力がある選手は、ゲームをつくるとかそういうレベルじゃない。
大谷が0に抑えて、味方が総力で1点取りに行き勝てばいい。
大谷がゲームメークを考えるような試合はもっとレベルの上がる試合だ。
相手も点をやらない圧倒的なピッチャーの時。
そしてこれも、
味方の打線がそのピッチャーから3点くらいは獲れるだろうという感覚がある場合の試合。
WBC準決勝、アメリカ戦のような試合があてはまる。
このような試合の場合の大谷は、
相手に点をやらないように、リードを許さないように注意を払ってイニングを重ねることにより、
味方の援護を待つというピッチングになる。
日本球団相手だとゲームをつくるというより、圧倒、制圧のピッチングとなる。
とすると、
日本で大谷が投げる以上、味方が誰でも関係ないということになる。とにかく味方は1点取る。
大谷は、相手を抑え込んでいき、結果、9回点をやらないというピッチングをする。
長いシーズンだとまた変わる。
もう最初から1年のうち何十日、この日に投げて0に抑えろと決める。
ローテーションは大谷の都合を優先して決める。
あとは、チームで50勝という野球。
ゲームメークやこの先の試合を考えているようじゃ大谷の過去に例のない怪物ぶりが見られない。
そして、能力が全開していないことになり、成長をとどめることにもなろう。
それが、大谷の桁違いの実力。
いわゆる二刀流をこなすことは常識の範囲内。
これが大谷のピッチングの桁違いの実力。
次回は、実力が抜けている大谷がもつジレンマと陥る思考を検証しよう。
それは、大谷は、一人しかいないということだ。
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