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岡田は昨日、降雨コールドにより7回で試合終了、1失点の好投ながら黒星がついた。
その前の登板では、プロ初の完投勝利をしている。
昨年の投球は、あまり知らなかったが、日本シリーズでは球威のある投球を見せた。
この球威ならローテーションの中心になってくるだろうと思ったものだ。
その時のことをこう記している。
第4戦の広島先発・岡田は、まあコントロールの悪いピッチャーだ。
3戦の有原、今村よりさらに制球に窮していた。
球の威力は感じられるが、それだけではピッチングは成り立たない。
ピッチャーに求められるのは速い球より腕を振って意のままに持ち球を操れることだ。
球がいくら速くともストライクが意のままにならなければ、打者は立っていればいいだけであり、
逆にコントロールできれば打者のミスショットがある。
コントロールの悪いピッチャーは、一発病がつきまとう。
カウントを悪くしてストライクを欲しがり、そこを狙われるからだ。
ファーストストライクが計算できるようになるとピッチングの内容はまったく変わる。
岡田は球威があるだけに、それができればローテーションの中心となるだろう。
コチラへ⇒2016-10-27 北海道で振り出しに戻った日本シリーズ第4戦
これを記した日本シリーズなど、まだたった半年前の出来事だ。
キャンプを過ごし、今シーズンは堂々ローテーションの中心にいる。
内村航平、前人未到の10連覇 「地獄ですよね」と苦笑 全日本選手権
これに「地獄」と表現している。王者のプライドと体操界のリーダーとしての危機感だろう。
以前、この場で世界選手権6連覇した時は
ぜひともオリンピックまで内村王者の無事と充実を願う。と記した。
そしてその後、オリンピックを連覇、先々週には全日本を10連覇。
やることはすべてやったのだから、もう次の世代へ引き継ぎたいし、
自分の後を追ってきてくれる選手が10年間いないことを憂いている。
白井を後継者に期待する発言をし、さらに日本人だけでなく、
オリンピックで勝った時もその若い選手に対しても敬意を払い、今後は勝てないと思う。とし、
体操界を引っ張ってもらいたいと発言している。
自身がトップ選手でありながら、次世代への引き継ぎを意識するということは
周りが見えず、しがみついてやる選手がもてはやされているスポーツ界の中で
大局を見ている、すばらしい意識。
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