先日、坂本が3打席連続ホームランを記録した。
2000本を目前に脂がのりきっている感がある。
たいがい、2000本に近くなる頃は晩年であり、成績下降の中たどり着くということが多く、
レギュラーから外れ、それでも大記録をチームが達成させようと出番をつくるというものだが、
坂本は選手としての充実している時に、2000本を超えていく。
それは、坂本が高校卒業してから早い時期にレギュラーとなり、大きなケガもなく、
毎シーズン、レギュラーとして活躍してきたから、ヒット数はハイペースとなっているということだ。
ショートで早い時期からコンスタントにレギュラーを長く務め、ハイペースでヒットを重ねていくという
至難をこなしてきたことは賞賛される。
この分なら3000本安打、張本越えも期待できる。
これを特に脚が速いわけでもない右打者でショートの選手がやったら、大変なことだ。
昨日の3発は競った試合の中での5点中4打点だから価値がある。
しかも、首位に立つチームでのことだからなおさらだ。
1試合4ホーマーは、これまで5人がいる。
その中で4人が5打席で4ホーマーだ。
王だけが4打席4ホーマー。
こういう言い方をすると、さも王が優れているように聞こえる。
打数は、打者の何らかのアクションがあった数とでも言おうか。
ヒット、エラー、凡打は打数が1つ増える。
打席は1度立って、1人で完結したら1つ増えるとでも言おうか。
四死球、犠打、犠飛、打撃妨害、走塁妨害は打席1が記録されるが、打数は増えない。
5打席で4本以外の1打席は凡打なのか。
凡打としたら、5打数4ホーマーという言い方になりそうだ。
5打席4ホーマーという言い方ならきっと1打席は何らかの成果を残している言い方に思われる。
実際、4人のその内容をみると、四死球かヒットとなっている。
つまり5打数5安打4ホーマー、もしくは4打数4安打4ホーマー、1四球ということだ。
だからいささかも王に劣っていないどころか、5打席を全て完成させているのだから
むしろ、優れているとも言える。
迎えた打席を全てホームランにできなかったと言いたいのか。
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