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日本一の野球エリートは井口だった

日本の野球システムにおけるエリート街道まっしぐらということで由伸を昨日記した。

2021-6-18 甲子園出場がない六大学スター・長嶋と甲子園優勝投手・王

2021-6-23 野球エリートのスター街道

2021-6-24 スポットライトを浴び続けた由伸

 

今は日本の野球システムに海外でのプレーというのも加わった。

超一流選手は、海外へ渡ることが多くなったのでMLBでのプレーもエリート街道に加えられた。

そこで言うと、王には海外でのプレー経験がない。

では、海外でプレーしたことを加えた場合のエリート街道を走りまくった人は誰だろう。

 

由伸とよく似た経歴で、海外を経験している人がいた。

井口だ。

国学院久我山2年生の時、3番ショートで甲子園出場。

この時の西東京予選でホームランを量産し、一気に注目を集めるようになった。

青山学院大では小久保の3年後輩。のちにダイエーでもチームメートとなる。

学生NO.1野手としてオリンピック銀メダル。

大学日本一、東都リーグ史上唯一の三冠王。シーズン8本塁打のリーグ記録。

通算24本塁打の東都記録。

一つ年下となる由伸が六大学通算23本と酷似する。

ダイエードラフト1位。日本一。海外へ移籍し、ワールドシリーズチャンピオンを経験。

日本一と世界一を経験した選手になった。

2000本安打を達成し、名球会入り。

引退後すぐに監督就任はやっぱり由伸とよく似ている。

高校時代に甲子園に出場し、大学では日本一になり、ドラフト1位で日本一も世界一も経験して

名球会入りしているのは井口だけだろう。

井口は由伸が成し得ていない、名球会と世界一を経験しているので最高のエリートは

井口となろうか。

 

王は海外プレーがない。

長嶋には甲子園出場経験がない。

和田は名球会入りしていない。

松井は監督になっていない。

原は名球会入りしておらず、海外プレーがない。

小久保は甲子園出場がなく、ドラフト2位。

上原と黒田は高校時代控え投手。

松坂の名球会と監督はこれから可能性が一応ある。

坂本は海外プレーがない。

イチローはドラフト4位で監督をやっていない。

柴田は監督をやっていない。立浪も。

野茂以前の人達には海外でのプレーはないので、昭和の時代に活躍した人を考慮しないとすれば、

福留が超エリート街道を歩んでいる。

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