ソフトバンクが144試合目の最終戦で優勝を決めた。
この試合、オリックスが勝てば残り2試合でマジック1が点灯し、
実質、この試合の勝者がペナント覇者となる大一番だった。
オリックスは、この試合を盛り上げるため、
前の試合にエース・金子を中5日の前倒しで登板させ、
確実に勝ちに行くという演出を施した。
しかし、かつての10.8や10.19ほど話題と注目も浴びることなく
関東では主要地上波は放送せずじまいだった。
ここは、
キー局は、はからいをみせ、放送に踏み切ってほしかったものだ。
放映権でできなかったのだろうか。
つまらないバラエティよりはエンターテイメント性がある思うが。
事前にこういう事態に対応できるよう手を打ってほしいものだ。
144試合目で優勝が決まるという試合で、
しかもサヨナラで決まり、優勝したソフトバンクも負けたオリックスも
涙する選手が続出したので、あたかもすばらしい一戦かのようだが、
試合内容はたいしたことはなかった。
なんといってもオリックスの打線が貧弱すぎだ。
糸井の打撃と足、ペーニャと岡田の出会いがしらに期待する以外
得点が期待できないのだ。
オリックスは投手力が豊富なのでここまで来たが、
プロの打線としては貧弱すぎだ。
なにも打率が低いとか長打がないと言っているわけではない。
プロの1軍でスタメンを張る器量にないと言っており、
打てないのが最初からわかっていながら
球数投げさすとか工夫もないのだ。
投手陣におんぶにだっこだったくせに、野手陣はこの試合に負けて
いっちょまえに泣いていた。
来季は金子がいなくなるかもしれないので、
今回がラストチャンスの可能性があり、泣いていたのかな。