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阿部が退場 今週の出来事

これがアウト?阿部、14年目初退場 暴力行為は「反省」

 

判定としてだけ見ればひどすぎる判定だ。

レベルが低すぎると言える。

 

そしてすぐさまの退場コールも

抗議権が認められている当該選手が審判にモノ申せば、

手を相手にあてがいながら抗議するのは自然の流れ。

 

今回の阿部の行為は暴力と呼べるようなものではない。

自分の間違いを棚に上げ職権乱用といえる。

 

しかし、どちらも仕組みとしてマニュアル通りの行動なのだ。

 

一塁の判定は一塁塁審が決め、覆らず、

抗議があった場合、

審判の権威を守るため退場を宣言する権限が与えられている。

塁審はその通り行動したということになる。

 

以前からこの場で取り上げている通り、誤審は審判の責任ではなく、

仕組みの問題であり、選手も審判も責任はない。

 

ただし、今回はレベルが低いということだけは再度言っておこう。

 

仕組みを変えない限り、判定に関する物議は永遠になくならならず、

抗議→退場の映像は永遠に届けられる。

 

今年も夏がやってきて、

いまだに改善されていないこの仕組みのおかげで

高校野球では今年も誤審が絶えず、そのせいで負けるチームが出、

一生悔いる戦いがまたはじまる。

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