ソフトバンクが実力通りの結果を示した日本シリーズ。

 

4番不在でも関係なかった。

 

ソフトバンクとしては、見下ろして

ヤクルトとしては、必死こいた

結果だ。

 

ヤクルトは、ものにした一試合で

山田が一人抗ってみせただけで、

ピッチャーが試合を作ってくれなければ、ついていけない。

 

実力が劣る方が、先に点をやっては

勝てない。

 

山田が3連発を見せたが、

そもそもホームランというものは、半分がバッテリーのミスだ。

 

それが、3度も続いたら

9割以上がバッテリーミスということだ。

 

投球ミスを

ミスなく打ち返すことがバッティングの真髄なので

そこは、山田の技術の高さを示したということではある。

 

ソフトバンクは、見下して野球をやっているので

バッティングカウントで真っ直ぐをストライコースへなどと

ありえない配球は、

「3連発、やれるもんならやってみな」と

投げ込んできたという余裕とも見てとれる。

 

千賀はちょっとムキになってたかな。

 

戦前からヤクルトは強力打線と言われていたが、

それは、セリーグではというだけの話でソフトバンクとは大きく差がある。

 

しかも、計算できるのは山田、川端くらいのものだ。

それにバレンティンの存在があってこそだ。

 

今宮、明石、細川というホームランのない打者に一発が飛び出し、

レギュラーではない1番、福田は、しっかり出塁、相手の隙を見逃さない走塁、

どこからでも点が取れ、控えでも勝負できる戦力。

 

この強さでは、V９更新にチャレンジか。

 

今は、

昔よりFAや海外流出で選手の移動が激しく、外国人の補強も盛んなので、

長期に勝ち続けるのは難しい。

 

だが、流出しないだけの資金力と争奪戦に最も優位な立場になるだけの資金力があるので、

連覇の可能性がもっともある球団だ。

 

ところでソフトバンクはディレードが目立った。

あれはなんなんだ。

 

これも余裕のあらわれか。

見た限りこのシリーズでは2度失敗していた。

 

普段から多用しているようだ。

 

サインで仕掛けているのか。

相手バッテリーで仕掛けているのか。

カウント、パターン、相手の動きで仕掛けているのか。