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南関東大会 シニアリーグ野球Ⅳ

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先日、行われた南関東シニア大会で

高校野球にも通ずる勝利の方程式が如実に現れていた。

 

決勝の小田原足柄と静岡裾野。

 

この両チーム、共にいつも強いチームをつくる

名門シニアだ。

 

しかし、この名門同士の決勝でさえも

両ピッチャーともボール球が多い。

抜け球が多いのだ。

 

さらに、打者もそのボール球を振るケースが目立つ。

 

この中学生、さらには高校生に至るまで、

自滅による負け戦がほとんどだ。

 

ピッチャーが抑えて、打者が好打して、

しっかり守って、ミスなく勝つ野球を目指すものだが、

そうはいかない。

 

スポーツはミスの多さ、大きさが勝敗を決める。

 

野球における一番大きなミスは、

守る側からすれば、投球のミス、

攻撃側からすれば、選球のミスだ。

 

中学生、高校生の野球はこれが多くを占める。

 

どちらも

ここだけを改善できれば全然違う戦い方、戦績になる。

遠くに飛ばす、強い打球を打つ、戦術にたける、

過酷な練習をする、速い球を投げる、

などしなくとも、

投手が意のままにコントロールして投球し、

バックが打ち取った打球を確実にアウトにとり、

打者がボールを振らない。

 

これを繰り返し気をつければ、

一発逆転が十分あり得る。

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