終わったばかりの大舞台から
すぐに、代表戦が始まるとは、まるで野球のプロ軍団だ。
ホッとする間もないといった感じ。
清宮のようにまだ、引退をしない1,2年生を代表に出すチームは
新チーム始動の主力がいないという負担を強いられる。
ただでさえ、甲子園で勝ち残っていくと、
それだけ新チームの編成が遅れる。
予選で負けたチームと比べると
1か月ほど差が出てしまう。
9月には、秋の大会に突入する。
今回はいないようだが、
新チームのエースを代表に送るチームは、
そこでの登板を秋の大会への調整にうまく使わなければいけない。
代表での経験が生きるか、調整失敗に至るか。
強豪チームは複雑だろう。
「8/23【まさかのプレー】 広島・黒田 巨人・亀井を牽制で刺す」
ツーアウト満塁で三塁牽制で殺されるというのは考えにくい。
スクイズもないし、ギャンブルスタートもないし、ダブルスチールもない。
考えられるのは、ホームスチールだが、
まともなスチールは考えにくい。
映像を見る限り、広島が2塁に牽制しようとしている。
そのフォーメーションを見抜いた、
あるいは、黒田が2塁に投げるよう動いた、
あるいはショートの動きが見えたから
亀井は突っ込もうとしたのだろう。
これをアウトになったからと言って
ボーンヘッドとか、チョンボとかバクチとしてしまうのは早計だ。
サインを見破っていたり、2塁けん制にピンと来たのなら
仕掛けることは、打って返すより確率は高い。
打者は小林だ。
タイムリーヒットを待つより、よっぽど積極的な作戦だ。
こういう仕掛けは間一髪なもので
成功すれば、超ファインプレー、
失敗すればボーンヘッドに映る。
仕掛けた巨人はいい野球だ。
笑われるプレーでも消沈するプレーでもない。