プロ野球はプレーオフに入り、1戦必勝の戦いを繰り広げ、一つのプレーに客席は盛り上がり、

ベンチの選手すらひとつのプレーの良し悪しに必死になっている。

今年の日本一が決する前にドラフトが開催される。

日本シリーズ進出チームは、どちらの準備もしなければならず、とても忙しいことだろう。

今年の戦いの戦略に頭をめぐらせながら、未来のチームの戦略にも考えを巡らせることになる。

今年のドラフトは高校生のピッチャーが豊作とされている。

甲子園から代表国際戦に至るまでたくさんのドラフト候補が取り上げられ、1位候補が何人もいる。

そんな中、こんな記事を目にした。

甲子園で終わりじゃない！秋に評価上げる高校生

堀は甲子園が終わってから評価を上げた投手じゃない。

甲子園からその投球は、際立っていたじゃないか。

それも、初戦の関東一高戦から

その内容は高校生ではそう点を獲れる球じゃないと印象づける内容だった。

しかも、日本代表に選ばれているのだから日本でトップのレベルとその時点で証明されている。

国際戦でもＢＩＧ３に加えて今井の4人より堀や早川が信用でき、

短いイニングなら、なおさら任せていい力量だとこの場で繰り返し伝えていた。

堀の力量がわかっておらず、ピッチングを理解できなかったからこの記事の言い方になるだけだ。

堀は体格に恵まれていないので、プロで活躍できるかはわからない。

ドラフトという目で見れば、1位や目玉という立場にはならないということにはなってしまう。

だが、高校球界においてはトップクラスの実力であり、

この記事の書き方だと甲子園でのピッチングは大したことがない印象を与えてしまう。

そんな目で堀の評価を勝手に決められ、誤解が生まれては迷惑だ。

国際戦で華々しい活躍をしてやっと評価を与えているようでは、

実力のある選手が埋もれてしまい、かわいそうであり、野球を楽しもうとする人たちに

ちゃんとした情報が届かない。

記事中の堀の名前も間違えている。