昨日は、今季注目の選手の一人である小林について記した。
同じく以前に今季注目している一人とした広島・福井。
3日の巨人戦では3点を先制され、味方に2点を返してもらったが、
1点ビハインドにもかかわらず6回の打席に立った。
その後、8回まで投げた。
広島が福井をローテーションの軸と考えているからだろう。
福井には今季1年を通じて投げてもらうという意思の表れだ。
早稲田のドラフト1位トリオでは唯一、ローテーションのピッチャーだ。
大石は3人の中で最も評価が高かったが、ここまでまったく出てこない。
怪我が続き、今年も2軍でくすぶっている。
今季なんらかの結果を残さない限り、おそらくもうクビだろう。
斉藤もそろそろ見限られる頃だ。
これ以上はもう望めないだろうし、
とりあえずの話題は提供し、球団に利益をもたらしたので
次のステップや次のハンカチ施策へと移行する時期だろう。
2人とは違い、福井にかかる期待は大きい。
ただ、この日の投球を見ていて詰めが甘い印象だ。
追い込みながらど真ん中に投げたり、
構えているところに中々行かない。
抜けたり、逆球も目立つ。
自分の持ち球を腕を振って意図したところに投げるのがピッチャーだ。
プロならそれを高確率で実践しなければローテーションピッチャーではない。
二人とは同学年ではあるものの年齢はひとつ上の福井は
最後の砦として期待がかかる。