高校野球も各地で代表が決まりだし、最高潮の盛り上がりを見せている。
予選こそ高校野球だ。
私は、東京、神奈川を中心に観ているが、昨日は神奈川の3回戦ですでに、
プロが注目するピッチャーが対戦した。
厚木北・金田と桐光学園・中川。
さすが、神奈川、3回戦くらいで注目の対戦がたくさんある。
厚木北は県立高校だ。金田は、背番号3をつけ、エースナンバーでない。
しかし、昨日初めてこのピッチャーを知ったのだが、投球を観ていて、球が速い!と思った。
高校生でこの球を放ることができれば、将来性がある。
しかも、まだ細身でコントロールが甘い。伸び白が無限だ。
即、プロ入りとはならないだろうが、今の時点でいいフォームと威力ある球があるので、
体ができたらとても楽しみだ。
中川のあのアンダースローは高校生ではなかなか打てない。
インコースに食い込んでくるボール球はストライクに見える。
外一杯の真っ直ぐは打ち返せない。そこからスライドさせられたら振ってしまう。
きれいなフォームで力投しなくとも空振りがとれるし、連打は望めない。
昨年は、2年生で背番号3をつけていたが、昨年から注目していたピッチャーだ。
ところでその神奈川だが、神奈川大会の背番号は、チームで用意できるようだ。
東海大相模のユニフォームは、ストライプだが、背番号にも縦線が入り、
ユニフォームとマッチしている。
神奈川大会では、背番号もストライプにできるが、甲子園に行くと、全校白地のものを着けなければいけない。
そうなると、ストライプのユニフォームのチームはかっこ悪くなってしまう。
桐光学園の背番号でかい。ちょっと不格好だ。
最近のユニフォームは、高校野球規定を遵守しつつ、その中の限りでデザインを凝らしている。
横浜隼人の阪神似や常葉菊川のヤンキース似、浦和学院のジャパン風、
富山第一、瀬戸内、前橋育英、東京都市大塩尻など。
筒香3試合連続2ホーマーは圧巻だけど、
巨人もサヨナラの場面で1アウトランナーなしからインコースにストライクを投げるかね。
歩かせていい場面だ。
昨日の西東京準々決勝の八王子-早実、ランナーがいる場面では、八王子は、二度、清宮を歩かせた。
八王子は、甲子園未経験であり、今年は混戦西東京で大チャンスだ。
勝利への執念をこの試合ずっと持っていた。だから、勝負に徹し、歩かせてきたのだ。
高校野球でも歩かせる戦略をとるほど、絶対に勝つという執念に満ちていた。
八王子はベストゲームだったろう。
かたやプロである巨人。
横浜サイドの誰もが、ホームランを期待し、
巨人サイドの誰もがホームランを警戒している場面で、
ホームランになりやすいところに投げるのはプロのすることじゃない。
レベルの低い野球だ。