U-18のアジア選手権は3戦全勝で次のステージへ進出した。
昨日は、インドネシア戦だったのだが、
インドネシアの野中監督は日大三高出身の昭和36年生まれ。
日本の小枝監督が昭和26年生まれ、
そして昭和51~56年に自身の母校、日大三高で指揮をとった。
このときの教え子になるようで師弟対決となった。
さらに昭和32年生まれの現日大三高・小倉監督が当時コーチだったよう。
昨日、小倉氏は現地で解説を担当していたそうだ。
日大三高出身の3人が40年近く前に日大三高で同じ時間を過ごし、
昨日、高校代表選でまた同じ時間を過ごした。
インドネシアは、日本の高校野球の地方大会でも早々に負けるレベルだった。
先日の香港もそうだが、韓国くらいしか相手にならなそうなこの大会。
こういう試合で怪我なんかしたらばかばかしいので、それだけは気をつけないと。
試合が始まる前からインドネシア選手の動きを見ていたら5回20点ありうると思っていたら
2回で20点差がついちゃった。
でもヒットを打たなくとも勝手にエラーしてくれ、勝手に点が入る。
インドネシアの選手は普段、野球をやっているのか。
U-18ということで2000年生まれの16歳くらいの選手もいるそうだ。
体つきからして日本の地方大会1回戦のようだ。
そして、立ち居振る舞いは野球素人に見える。
ここまでして日本代表が野球をやる意味があるのか。
インドネシアの選手はありがたいと思っているのだろうか。恥ずかしいと思っているのだろうか。
こんなレベルで大会に参加することが相手に悪いと思っているのだろうか。
観ている方としては
インドネシアのレベルの低さから野球自体がしらけるので
審判のレベルも低いんじゃないかと訝って判定にいちいち心配になるほどだ。
日本人の選手はこの国際大会に行くために、はじめてパスポートを取る選手もいるとか。
その辺はやはり高校生。ほほえましい。
しかし、パスポートをとってはじめて海外へ行くのに、この大会へ参加することが野球人生に
意味あることになるのだろうか。
オリンピック選手も今、帰国してメディアに出倒しているが、
アスリートは、体の管理が大事なので
時間を有効に使って、さらなる精進に使ってほしいといつも感じる。
吉田は、人気者になって各所から呼ばれる機会が増え、さらに代表キャプテンという立場で
多忙となり、自分の時間を最大限使えなかったことが敗因のひとつにもあげらえるほどだ。
これは証明できないが、余計な時間忙殺は避けなければいけない。
清宮も代表にならなくてよかった。
韓国くらいしか有意義な試合はないだろうから、ここに時間を使っているより、
自チームで精進した方が良い。
ただ、清宮はプロへ行くことが確実なので高校レベルで野球をやっていることも
単純な技術の向上だけを考えれば、無駄な時間になってしまう。
代表に参加して意味のあることは大学日本代表と試合ができたことと高校トップの選手同士が
一堂に会することで情報交換でき、刺激をうけることができることのふたつだろう。
大会に参加することは彼らの野球人生にさほどプラスにならない。
昨日も伝えた国際試合ならではの高校野球との違いで
このインドネシア戦で気が付いたことは
カラフルなバットを使う選手がいること。草野球で使う軟式用バットみたい。
ズボンの裾は下までおろす。
ベンチの女性が携帯電話をいじくっている。
帽子の下に汗とりのためかバンダナみたいのをしている。
髭はやかしている選手もいた。