https://twitter.com/yakyucolumn
この大会、投手起用は偏っていた。
徳山が3度先発、田浦が中継ぎフル回転で最後は先発まで任された。
三浦は、勝つことがわかっている南アフリカ戦と消化試合の3位決定戦での登板となった。
戦力としては、数えられていないと言える使い方だ。
たとえリスクがあっても、そして観ている側からも信用に及ばないとしても
韓国戦は三浦が良かった。
結果論ではなく、起用過多で中継ぎ起用だった田浦に好投を望むより
元気な三浦に託す方が良かった。
代表戦なのに1人のピッチャーに急場を頼み、寄りかかっていて日本代表と言えるか。
高校野球の1チームの戦い方なら、それでも仕方がないが、
日本中から選手を集めておきながら、その采配はない。
そうせざるを得ない状況になってしまったのなら、
選出段階から失敗という見方が出ても仕方がない。
最終カナダ戦の先発メンバーで国体に出場する3年生は、中村1人。全体でも6人か。
つまり、甲子園で上位進出したチームから選ばれた選手が少ないことを意味する。
まあ、それが結果に現れたというわけではないが、
選出は正しかったかという発想に、やはりつながってしまいかねない。
しかも、田浦はスーパーエースという絶対の存在でもない上、
好投を希望するにはリスクが高い状況だった。
たとえ韓国戦の初回に田浦がバント処理を誤らず、日本が勝って決勝に進んでいても
あの采配は疑問だった。
山下のコントロールの悪さは、さすがに大一番を任せられないから、磯村か三浦となろう。
間隔が詰まる磯村より三浦という選択だったろう。
田浦ならまだ消耗の少ない清水の方がよいとも思えた。
決勝を見据えての温存だったとしても疑問だ。
https://twitter.com/yakyucolumn