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甲子園で上位進出したチームから選ばれた選手が少ないことを意味する

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この大会、投手起用は偏っていた。

徳山が3度先発、田浦が中継ぎフル回転で最後は先発まで任された。

 

三浦は、勝つことがわかっている南アフリカ戦と消化試合の3位決定戦での登板となった。

戦力としては、数えられていないと言える使い方だ。

 

たとえリスクがあっても、そして観ている側からも信用に及ばないとしても

韓国戦は三浦が良かった。

結果論ではなく、起用過多で中継ぎ起用だった田浦に好投を望むより

元気な三浦に託す方が良かった。

 

代表戦なのに1人のピッチャーに急場を頼み、寄りかかっていて日本代表と言えるか。

高校野球の1チームの戦い方なら、それでも仕方がないが、

日本中から選手を集めておきながら、その采配はない。

 

そうせざるを得ない状況になってしまったのなら、

選出段階から失敗という見方が出ても仕方がない。

最終カナダ戦の先発メンバーで国体に出場する3年生は、中村1人。全体でも6人か。

つまり、甲子園で上位進出したチームから選ばれた選手が少ないことを意味する。

まあ、それが結果に現れたというわけではないが、

選出は正しかったかという発想に、やはりつながってしまいかねない。

 

しかも、田浦はスーパーエースという絶対の存在でもない上、

好投を希望するにはリスクが高い状況だった。

 

たとえ韓国戦の初回に田浦がバント処理を誤らず、日本が勝って決勝に進んでいても

あの采配は疑問だった。

 

山下のコントロールの悪さは、さすがに大一番を任せられないから、磯村か三浦となろう。

間隔が詰まる磯村より三浦という選択だったろう。

田浦ならまだ消耗の少ない清水の方がよいとも思えた。

決勝を見据えての温存だったとしても疑問だ。

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