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引きも切らさず現れる高校球界のスター達

国体が終了し、準決勝以降を行わずして大阪桐蔭は8冠が達成されたということになっている。

公式戦での敗北は明治神宮大会の1敗だけ。

高校野球は次世代へ移行している。新チームの秋も佳境だ。

 

現3年生の興味は進路先ということになり、今月はドラフトだ。

根尾、吉田、藤原のBIG3は当然、注目されるが、他にもこの夏のドラマで一気に名を轟かせた

選手が多くいる。

 

大阪桐蔭が最強世代を移行させ、新たに高校球界をリードするのはどのチームか。

今夏も豊富な戦力を見せたが、タイブレークの満塁ホームランで敗れた星稜が強いだろう。

1年生内山と寺西は逸材だ。星稜の戦いが楽しみ。

 

今夏は王者の大逆転劇があった。

大阪桐蔭は履正社に大阪大会夏の準決勝で9回2死まで1点リードを許すところまで追い込まれた。

そこからフォアボール4つで追いつき、タイムリーで逆転した。

この時の履正社の先発は、公式戦初登板の奇襲だった。だが、大阪桐蔭はそれもあり得ると

頭に入っていたそうだ。

大阪桐蔭は春も、公立の進学校、寝屋川に9回2死まで追い込まれ、

セカンドゴロで万事休すかと思われた瞬間、エラーとなり、同点に追いついたということがあった。

センバツ王者、後に春夏連覇するチームに公立の進学校が勝つという世紀の大番狂わせは、

わずかなところですり抜けた。

 

今夏全国ベスト4の西東京の横綱・日大三高は都立の片倉に6回で3点差ビハインド。

実力は日大三が圧倒していたが、左横手投げの乱暴なコントロールのピッチャーから点を

獲ることができなかった。7回に代打初球満塁ホームランという力でねじ伏せた。

 

神奈川の横綱・東海大相模は県立相模原に初回いきなり5点を奪われた。

一時追いつくものの、3点差をつけられ、9回裏を迎えた時点で2点のビハインド。

さすがにここは、負けるかもと横浜スタジアムがザワついたが、

横綱の意地で3点獲ってサヨナラとした。

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