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水曜連載、判定についての総括6回目。
今回は、判定とは少し違うものだが、沖縄高校野球ではこんなことが起きた。
2016年夏の大会で逆転したものの、豪雨のためコールドとなり敗退となった試合だ。
7回終了時点でビハインドの浦添商業が8回表に逆転をした。
ところが8回裏の小禄高校の攻撃時、雨が強くなり試合続行不可能、コールドゲームとなった。
すると、8回の表裏が終了していないためゲームは7回終了時点のスコアが採用されることになり、
小禄高校の勝利となったのだ。
逆転しながら負けと言われたら、そりゃ納得いかない。
ゲリラ豪雨ではいきなり試合続行不可能となる。
豪雨となっても試合成立してしまっていたら、なかなかコールドの判断はしにくい。
水たまりの中、試合続行し逆転したにもかかわらず、続行不可で敗退したこのようなケースは気の毒であり、
モヤモヤが残る。
試合成立してコールドになるよりは、成立前の早い段階で中止の判断の方が良いだろう。
この時の夏は、西東京の大成高校も4点差で8回降雨コールド負け。
大差がついていればあきらめもつくが、やはり最後までやらせてあげたい。
雨の場合は試合が始まる前に早い判断が望まれる。
東東京の小山台は突如の大雨で中断。神宮第二球場という人工芝の球場なので
その後の再開も、し易かった。
立教池袋のピッチャーは好投手だったが、
これにより、リズムを狂わせたのか、最大10点差をひっくり返された。
昨年の静岡の決勝は、試合成立してからの豪雨のため3時間近く中断したのち、再開。
田んぼの中でなんとか最後までやった。
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